ぷあ日記

その名の通り、poor(低収入)で生活しているぷあの日記。転職、病気、趣味ごとをメインに書いていきます。基本、週末更新。

高齢者施設

久しぶりに、お仕事のことを書こうと思います。
なぜ書こうと思ったか…ストレス解消かな。
このブログの最初の方を見れば分かると思いますが、
私は精神障害手帳を持っています。
俗にいう“発達障害”というものです。
特にコミュニケーションがあまり得意ではありません。
でもって、仕事先は高齢者施設です。
介護職ではなく、清掃などのアシスタント的なことをしています。
労働時間は決まっています。休みはシフト制なので、土日祝も通勤することがあります。
この7月で、3年目に入りました。

今までやってきて、入居者にも色々な方がいると知りました。
車イスの方、認知症の方、見た目は普通ですが認知症が入っている方などなど。
もちろん、普通の方もいらっしゃいます。
年齢も昨今の寿命がのびていることもあって、90代前後が多いです。

入居者の方は個室で、食事の時に皆で食事をします。
なので、清掃等でお部屋に行くと話をしたがります。
ただ、あまり付き合っていると、自分の仕事ができなくなるので、お部屋にいないときを狙って仕事をしたりします。
入居者の方と話をした時や、お部屋に入って感じた「あるある」を書こうと思います。
私のストレス発散のためなので、「こんな人もいるんだ」ぐらいに思ってください(^^;)

●自分本位
 高齢者施設で一番多いかもしれません。
 自分を中心に世界が回っていると思っている人です。
 なので、すぐに「お願いします」と言ってきます。「もう少し待って」と言ってもまたすぐ「お願いします」と。
 一番面倒な人かもしれません。

●自慢好き
 私が行っている施設にはご夫婦で入居している方もいます。
 ただ、部屋は個室(1人用)なので、ご夫婦でも別々の部屋になります。
 お掃除でお部屋に入った時、かならず「うちの〇〇(夫または妻の名前)は**高校を出て**大学に行って、**
で働いて、何でもできて…」と毎回言います。認知症が入っているので、同じことを何度も言うようです。
 でも、いい職場で働いてきた割には、洗面台等の汚れはベスト5に入ります(裏を返せば、きちんと歯みがきをしてることなのかもしれませんが…
 お部屋の床も、おやつの食べかすなどがあったりして、毎回ちょっと苦労します。

●細かい
 ベットのシーツ等の交換で、いちいち指示をしてくる方がいます。他の方の倍くらい時間がかかります。
 体の調子に波があるので、「今日はダメ」「明日にして」などと言ってきます。具合が悪いなら仕方がないのですが、他の仕事もあるので、難しいところではあります。
 調子が悪い時は「熱いお茶が欲しい」と言ってきます。もう使いっぱしりみたいなものです。
 コールボタンがあるので、それを押して言ってくださいと言っても聞きません。
 うちではシーツ交換日を大体決めているのですが、「〇曜日がいいんだけど…」と言ってきます。
 往診の先生が来るからだそうです。
 応えたいのはやまやまですが、その人に応えてしまうと、他の入居者の方に「私は〇曜日に(シーツ交換を)してもらっている」と自慢気に言うかもしれないのです。そうすると「私は〇曜日」「私は…」ということになりかねないので、なんとか説明しています。

●忘れやすい
 これは認知症がある人も入ってくるので、何ともいえませんが、普段は普通に話をしていても、時折「『お風呂に1カ月入ってない』『廊下を掃除して』と言われた、悔しかった。一生忘れない」などと言ってくることが。もちろんお風呂には入っていますし、廊下を掃除させたこともありません。妄想が入ってしまっている場合に言うんです。廊下の掃除に関しては「次から言われたら断ってください」と言っておきました。次は何が来るのか分からないので、戦々恐々です。

という感じで主な「あるある」を載せました。
たまに本当に、「使いっぱしり」じゃないか?と思うことがあり、ストレスが溜まります。
本来ならストレスを出さないようにしないといけないのですが…仕事って難しいですね。

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今までに書いたことがあるかもしれませんが、私は高齢者施設で働いています。
高齢者施設といっても、デイサービスやショートステイなど、色々な種類がありますが、私の所は住居型です。
個室があって、入居者の高齢者は寝泊まりしています。

つい、この間、ある入居者様のお部屋に入りました。
入居様(もちろん高齢者)がいらして、私に「ブドウはもらった?」と聞いてきました。
どうやら前日に入居者様宛にブドウが届き、食べきれないので職員に渡したようです。
私はそのことを知らなかったので、「あとで見てみますね」と言いました。
入居様は「もしなかったら、私の所にいくつかあるから」と言ってくれました。

部屋を出て食堂(入居者は、お部屋食以外の方以外は食堂で食事をします)にいくと、ブドウの箱がありました。
「ああこれか」と思い、蓋を開けると、ブドウに“〇〇さん”と職員の名前が書いた紙が貼ってありました。
残念ながら、私の名前はありませんでした。

別にブドウが欲しいとかではなかったのですが、次に入居者様のお部屋に入った時に聞かれたらどうしよう…と思いました。
「もらってない」という訳にもいかなかったので、入居様が忘れててくれればいいな…と思いました。

翌日、入居様の部屋に入りました。入居様はしっかり覚えていて(笑)、「ブドウもらった?」と聞いてきました。
私は「もらいましたよ」と。入居者様は「本当に?」と再度聞いてきたので、「大きな箱に入ってました」と言うと、安心したようです。

そもそもブドウの数も少なかったみたいで、全職員に行き渡ったわけではないようです。
入居様は、私が部屋の清掃やトイレ掃除などをやっているので、私にも…と思ったようですが、違いました。

入居様、私のことを気遣ってくれてありがとう。
ブドウはもらえなかったけど、その気持ちが嬉しいです。
そして、嘘をついてしまってごめんなさい。
心配させたくなかったんです。

こういう状況って、ままあります。
難しいですよね。
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