私こと「ぷあ」は、最近就職が決まり、就労移行支援事業所を卒業(退所)しました。
就職先は、以前に職場実習に行っていたところです。

コロナのせいもあって、今、職場実習は「就職前提」で行くことになっているようです。
(他県は分かりませんが、私の地元では、そのようです)

職場実習…知っている人は知っていますが、知らない人もいるので、簡単に。
職場実習は2通りの方法があります。もちろん賃金は出ません!(笑)
①ハローワークを利用
 ハローワークの障がい者雇用求人からです。
 求人票を障がい者雇用の窓口に持っていき、見学と実習ができるか聞くことになります。
 もちろん、見学のみ、見学、実習どちらもダメという企業もありますが…
 できる場合は、ハローワークを通して、見学と実習の日程が決まります。
 とにかくこちらはハローワークが仲に入る形になります。

障害者就業・生活支援センターを利用
 サイトにもあるように、各都道府県に1つはあるはずです。
 地元企業の中で、職場実習をさせてくれるリスト(社名を伏せ、業種、職種、仕事の内容や場所などが書いてある)から、興味を持った所を選んで、社名公表ののち見学に行きます。
 見学で実習期間などを決め、実習に入ります。
 ただ、コロナ前までは、本当に「仕事を経験してみる実習」だったのですが、今は「就職前提の実習」になっている所もあると思います。
 なので、実習前に履歴書の提出を求められることもあります。
 こちらを利用する場合、仲介は障害者就業・生活支援センターが担います。
 といっても、利用者本人が何かするわけではなく、就労移行支援所等の福祉サービスを利用している場合は、そのスタッフと障害者就業・生活支援センターとのやりとりになります。

私が通っていた就労移行支援事業所では、実習が決まると、実習日誌を作ります。
実習期間内の毎日の目標や感想、実習先からのコメントをもらいます。
実習後、実習先から評価が下されます。
自分もそこで働きたい、実習先も採用したいとなって、初めて就職が決まります。

私の場合、2回目の実習で決まりました。
実習後に面接がありましたが(履歴書と職務経歴書を持参)、志望動機などの定番の質問はなく、休日や時給などの話でした。

私の場合、年齢も年齢だし、転職も多かったので、正直、不安でもありました。
が、実習先の方々がいい人ばかりで、ほとんどストレスを感じず実習することができました。

それから、就職後は6カ月の定着支援というサービスがあって、
時々就労移行支援事業所のスタッフが様子を見にくるそうです(段々回数が減っていくそうですが)。
ジョブコーチというものを付けることもできます。

就職が決まったので、就労移行支援事業所を卒業しました。
私が通っていた就労移行支援事業所は、大体通所してから1年半~2年で卒業(退所)です。
利用できる期間が2年間なので、1年が過ぎると就職活動(それこそ実習や企業に応募)を始めます。
私は病院の先生に「2年間めいっぱい利用しなさい」と言われて入りましたが、実習先で採用してくれるというので、チャンスを逃さないためにも働くことにしました。
(私の年齢ぐらいいなると、ただでさえ少ない障がい者雇用求人。就職先がなくなってしまいそうで…)
ただ、やはり1年半を過ぎると、「あと半年しかない」と、皆が焦るようです。
もちろん、2年間で就職が決まらない人もいます。
その場合、個別審査を経れば最大1年(計3年)利用できます。
令和3年の今年は、コロナのこともあって、令和3年度中に限っては、最大1年間の範囲内で「複数回」更新も可能とのこと。

就労移行支援事業所更新について
よく分かりませんが、令和3年度は2021年4月1日~2022年3月31日なので、2022年3月30日で利用終了の人が、2023年3月30日まで更新でき、
更に2023年3月1日頃に再度更新できる(計4年?)ってことなのかな?と。
まあ、就労移行支援事業所などの福祉サービスに通所している人は、何かしら話があると思いますが…
上記の図が厚生労働省の文書です↓

現在私は、障がい者雇用のパートで働いています。給料は安いですけど…
すぐ辞めることなく、長く働ければいいなと、本当に思っています

アラフィフの私が就職できたんだから、同じように福祉サービスを利用している人もきっと就職できます!
とにかく、就労移行などに通所している人は、具合が悪い以外は通所日にはなるべく行くこと!
就労移行でも休みがちだと、就職先や「実習でも「(よく)休むのでは…」と思われてしまいます。
休まないで行く人は、就労移行のスタッフさんも推してくれますよ(多分(笑))。

もっと書こうかとも思いましたが、こっち関係の文章は読む人が少ないと思うのでこの辺で(^^;)